80代女性が指示されるまま自家用車のボンネットに1350万円、自宅ポスト上に1000万円合わせて2350万円を置きだまし取られる「あなたに容疑がかかっている」と電話言われ…【高知】

「あなたには容疑がかかっています」などという警察官や検事らを騙る電話から、高知市の80代女性が2350万円を騙し取られていたことがわかりました。 高知県警によりますと、8月8日ごろ、高知市に住む80代女性に「あなたの携帯電話が止まる」などと電話会社の職員を名乗る男から電話がありました。 その後、警視庁南(みなみ)警察署のシミズと名乗る男や検事のホリグチを名乗る男から電話があり、「あなたには容疑がかかっています。タカハシリョウという男の自宅を捜索するとあなた名義のキャッシュカードが見つかり、あなたの口座に400万円が入っています。口座のお金を全て引き出して、お金の番号を確認させてください」などと言われました。 ホリグチからは女性が逮捕されるなどという話もされたことから、女性は指示に従い、先月28日ごろに自宅の敷地内に駐車していた車のボンネットの上に1350万円を、今月7日に自宅のポストの上に1000万円を紙袋に入れて置きました。 置いたお金は「今から取りに行く」などと電話があった直後に犯人が一人で取りに来たということです。 高知県内の特殊詐欺による被害は今年に入って70件発生していて、被害金額は3億7300万円以上に上っています。 ※前年同期比 +40件 +約2億2000万円 高知県警は「電話会社などから『電話が止まる』と言われ、警察に電話を繋げることは絶対にない」と注意を呼びかけています。

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