俳優の清水尋也被告(26)が24日夜、東京湾岸警察署から保釈された。警視庁は同被告が東京都内の自宅で乾燥大麻を所持したとして今月3日に麻薬取締法違反の疑いで逮捕。東京地検が22日に起訴していた。 報道によれば、清水被告は捜査に対し、アメリカ・ロサンゼルスに留学していた20歳の頃、現地で招待されたホームパーティーで初めて大麻を吸ったと供述。帰国後も高揚感が忘れられず時々吸うようになり、俳優の仕事が軌道に乗り始めた2年ほど前から使用量が増え、今年に入ってからは「月に数回ペースで」吸うようになっていたという。 ロサンゼルスを擁するカリフォルニア州など、アメリカの一部の州では大麻使用が合法となっていることなどから、「アメリカは薬物に甘い」とのイメージを抱いている人は少なくないかもしれない。 しかし、たとえ合法な州で使用した場合でも、外国人である日本人は「アメリカへの入国が永久に禁止される」リスクが高いことまでは、あまり知られていないのではないだろうか。