福山雅治“変人・湯川”もタジタジ…「ガリレオ」第1シーズン序盤に見る、柴咲コウ“内海”との初々しいやり取り

東野圭吾のベストセラー小説を原作に、福山雅治が天才的な物理学者・“ガリレオ”こと湯川学を演じた人気ドラマ「ガリレオ」シリーズが現在、TVerとFODで順次無料配信中。第1シリーズでは柴咲コウ演じる貝塚北署の新米刑事・内海薫が湯川と絶妙なコンビを見せているが、この2人も最初から息の合ったコンビだったわけではない。10月2日(木)まで無料配信中の初回&第2話から、2人が出会った当時の初々しいやり取りを振り返ってみよう。(以下、ネタバレがあります) ■柴咲コウ“内海”、刑事課異動前の衝撃エピソード 「ガリレオ」は、帝都大学理工学部物理学科准教授・湯川(福山)が科学の力を使って不可解な事件のからくりを解明するミステリードラマシリーズ。その第1シリーズで湯川に捜査協力を依頼するのが、新米刑事の内海だ。常識では考えられないようなオカルトチックな事件を科学的な検証と推理で解決するというこれまでにないコンセプトに加え、湯川と内海の軽快なやり取りも人気を呼んだ。 第1話、刑事課に異動したての新米として登場した内海。謎めいた事件を解決してきた先輩刑事・草薙俊平(北村一輝)を尊敬し、「私、草薙さんの後継者になります」とやる気十分。その言葉に違わぬガッツあふれるキャラクターで、交通課勤務時代には毎日ミニスカートやセーラー服姿で通勤電車に乗り、自分が囮になって痴漢を65人逮捕したというエピソードも語っている。 ■内海、「実に面白い」にマジギレしていた 第1話では、そんな内海が独特すぎる湯川のキャラクターに戸惑う初々しい姿を見ることができる。科学で説明できる事柄にしか興味を持たない湯川に「科学者って人の気持ちについては深く考えないんだなぁ」とぼやき、その嫌味が湯川に伝わっていないと察すると「このドス黒い感情はどうしたらいいの」とイライラ。 難題を前にして湯川が口にする「実に面白い」は同シリーズの定番中の定番セリフだが、第1話で初めてこのセリフを聞いた内海は「何が面白いのよ!人が死んでるのよ?」「あなたを面白がらせるための事件じゃないの。ふざけるのもいい加減にして」と本気で激怒。人間の感情に興味を持たないはずの湯川が「あんなに怒鳴られたのは初めてだ」とシュンとする…という珍しい展開が描かれている。 ■内海、湯川の本音にズバリ斬り込む だが第2話では、湯川のキャラクターにもだいぶ慣れ、意外な本音を引き出すことにも成功している。それが、研究室を訪ねて湯川の前で「科学者って楽そう。考えてるだけでいいんだから」と皮肉る場面だ。 「考えるという行為は、人間に与えられた最大の楽しみだ」と内海の皮肉に気づかず真面目に答えた湯川。内海が「ホント変わってる。普通はお酒飲んでバカ話したりデートしたりするほうが楽しいのに」と呆れると、湯川は「僕はデートより考えるほうがいい、とは言ってない」と否定。意外に人間味ある一面をのぞかせた。 この無料配信のタイミングで「ガリレオ」を視聴したファンからも「湯川先生と内海のコンビ好きだなぁ!」「正反対キャラの湯川と内海が絆を深めていく過程が好き」「いつかまた湯川&内海コンビで新作作ってほしい」などの声が上がり、2人の距離が縮んでいく様子を楽しんでいるファンが少なくないようだ。 第2話にして、変人・湯川のプライベートに斬り込むことに成功した内海。なおFODプレミアムでは「ガリレオ」シリーズ全話が独占配信中で、湯川と内海が回を追うごとに絆を深めていく過程が堪能できる。

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