大阪府東大阪市で女性が腹部などを複数か所刺されるなどして殺害された事件で、警察は出頭していた元交際相手の51歳の男を殺人の疑いで逮捕しました。 殺人の疑いで逮捕されたのは、東大阪市の自営業・永久寛史容疑者(51)です。警察によりますと、永久容疑者は1日午後、自宅がある店舗兼住宅の3階の部屋で、元交際相手の佐藤ありささんの腹部などを刃物で複数回刺すなどして殺害した疑いが持たれています。 永久容疑者は犯行後に出頭し、警察官が佐藤さんを現場で発見しました。警察は、佐藤さんから複数回、永久容疑者との口論や暴行についての相談を受けていて、事件の4日前にも通報があったということです。 永久容疑者は「感情が一気に暴発してしまい、殺意をもって刃物で刺した」と供述しており、警察が動機について調べています。