他人の土地をシェア駐車場に登録 詐欺未遂などの容疑で2人再逮捕

駐車場を一時的に貸し借りできる駐車場シェアリングサービスを悪用して料金をだまし取ろうとしたなどとして、千葉県警サイバー犯罪対策課は9月30日、いずれも東京都に住むハイヤー運転手、三上淳平(29)、山本裕也(23)の両容疑者を詐欺未遂などの疑いで再逮捕した。いずれも容疑を認め、三上容疑者は「お金欲しさにやった」、山本容疑者は「遊ぶお金を得るためにだまし取ろうとした」などと話している。 再逮捕容疑は2024年9月、共謀して駐車場のシェアリングサービスで貸手のオーナーと借り手の利用者になりすまし、不正に得たクレジットカード情報を使い、駐車場の利用予約とキャンセルを繰り返して、サービスの運営会社からオーナーに支払われる駐車場提供料をだまし取ろうとしたなどとしている。三上容疑者は24年7月に実際に約1万円をだまし取った疑いもある。 同課によると、2人は八街市や成田市などの他人の土地を勝手に登録していた。また三上容疑者は都内の飲食店でアルバイトをした際、客のカード情報を不正に得ていたという。2人は勤務先の元同僚で、9月10日に所得税の還付金をだまし取ったとして詐欺容疑などで逮捕されている。【高橋晃一】

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