山梨県警は暴力団の組員をリーダーとする覚せい剤の密売グループを摘発しました。 押収した覚せい剤は約900万円分に上ります。 覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕・起訴されたのは、山梨県中央市布施の指定暴力団、稲川会四代目山梨一家組員の赤池和樹被告(55)ら、県内に住む男3人です。 赤池被告ら3人は今年2月に、覚せい剤を所持したとして現行犯逮捕された後、覚せい剤の使用と営利目的で譲渡した疑いで再逮捕、起訴されました。 県警によりますと、3人は赤池被告を中心に覚せい剤の密売を行い、一連の捜査で覚せい剤約160グラム、 末端価格にして928万円相当を押収しました。 3人は客1人に対し、覚せい剤0.2グラムを1万円で売っていたということです。 県警は捜査の過程で、覚せい剤の譲り受けた客ら17人を覚せい剤所持や使用の疑いで、逮捕・検挙しました。 警察は3人の認否を明らかにしていません。