和歌山市で2歳の長女を虐待し死亡させたとして両親が逮捕された事件で、両親が「ことし5月ごろから虐待がエスカレートした」という趣旨の供述をしていることが分かりました。 平晴流容疑者(26)と妻の菜々美容疑者(26)は、去年秋ごろから今年7月にかけて、当時住んでいた和歌山市の自宅で長女・流菜ちゃん(2)に日常的に暴行を加え、治療を受けさせず死亡させた疑いがもたれています。 警察によりますと、両親は逮捕後の取り調べで、「去年秋から食事量を減らし始め、ことし5月ごろから虐待がエスカレートした」という趣旨の供述をしているということです。 市が去年12月に自宅を訪問し流菜ちゃんを目視しましたが、その際は異常はみられなかったということで、警察は虐待行為がエスカレートした経緯を調べています。