去年5月、福岡県田川市で義理の妹を風呂おけで殴ってけがをさせたとされる男が初公判で起訴内容を認めました。 起訴状などによりますと、田川市で土木業を営む村坂郁夫被告は去年5月、一緒に暮らしていた義理の妹に風呂おけで顔を複数回殴るなどの暴行を加え、全治およそ19日間のけがをさせたとされています。 6日初公判が開かれ、村坂被告は「間違いないです」と起訴内容を認めました。 検察側は「被告は会社の書類の手続きを義理の妹に任せていたが、それが遅れたことに腹を立て暴行に及んだ」などと主張しました。 一方弁護側は起訴内容について争わない姿勢を示しました。 村坂被告は一緒に暮らしていた土木作業員の男性に対する2件の傷害事件でも逮捕され、このうち1件についてはすでに起訴されています。