万博マップの不正複製・販売容疑で男を書類送検 11万円売り上げか

大阪・関西万博の公式の会場案内マップを複製してネットで販売したとして、警視庁は8日、大阪府守口市の会社員の男(57)を著作権法違反(頒布、頒布目的所持)の疑いで書類送検し、発表した。容疑を認めているという。 久松署によると、逮捕容疑は、チケット販売会社「ぴあ」が販売する「大阪・関西万博の公式ガイドブック」(税込み1200円)の付録である会場案内マップなどを複製して今年5月、フリマサイトで販売(9枚計1507円)するなどしたというもの。ぴあが6月「マップが売られている」と警視庁に相談していた。 1枚につき、カラーコピー代が80円、送料220円だったといい、販売価格はおおむね380円。別の付録の地図とセットで売ることもあったという。 男は調べに対し「家族が買ったガイドブックの付録を悪用した。11万円売り上げた。小遣い稼ぎになると思った」などと話しているという。(西岡矩毅)

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