東京・新宿の繁華街で下半身を露出したとして公然わいせつ容疑で逮捕されたAぇ!group・草間リチャード敬太(29)が10月6日、釈放された。 同日、フリーアナウンサーの青木源太(42)がMCを務めるカンテレ制作の昼の情報番組『旬感LIVE とれたてっ!』(フジテレビ系)では番組途中で画面を切り替えて生中継で報道。Aぇ!groupとデビュー前に共演経験がある青木は厳しい表情で実況。映像を見ながら「目に涙を浮かべて一度頭を下げたあと、足を止めます」「2度ほど頭を下げました」と伝えた。 そして、処分が厳しいのではとの意見には「社会からの声よりも厳しいペナルティーを自ら課す姿勢を見せるというのも、1つの見せ方としては大事だと思います」とコメントした。 草間の件を生中継で伝えた『とれたてっ!』は9月29日よりフジテレビ系で全国放送(一部地域を除く)を開始。しかし、関東圏での視聴率は非常に厳しく、10月2日には世帯視聴率0.9%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)という低視聴率を記録してしまったのだ。 2023年10月から関西圏を中心に生放送されている『とれたてっ!』は、元日本テレビアナウンサーの青木がMCを担当。曜日替わりのレギュラーをハイヒール・リンゴ(64)、ブラックマヨネーズ・吉田敬(52)、メッセンジャー・黒田有(55)、小籔千豊(52)が務める関西色強めのワイドショー及び情報番組。 番組開始時は月〜木曜は1時間、金曜は2時間の番組だったものの、今年4月からは月〜金で2時間に拡大。3月19日のカンテレの春の改編会見には青木も出席し「いよいよ勝負するときが来た」と意気込みを語っていた。 「それが9月29日からは放送エリアを大幅に拡大しての放送ですからね。しかし、関東圏での初週の視聴率は厳しくて、世帯視聴率は1%未満の日もあるなど大惨敗。平日午後のワイドショーでは宮根誠司さん(62)MCの『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ・日本テレビ系)、石井亮次さん(48)MCの『ゴゴスマ〜GOGO!Smile!〜』(CBCテレビ・TBS系)という強力なライバルがいますからね。 『ミヤネ屋』と『ゴゴスマ』は世帯5%弱は取りますから、『とれたてっ!』は現状、大きく離されてしまっています。まだ放送エリアが拡大されてから1週間ですが、視聴率が低いのは放送時間も関係しているという指摘もあります」(制作会社関係者) 関西圏では13時50分から15時45分まで放送されている『とれたてっ!』だが、フジテレビ系では13時50分から約1時間、ドラマの再放送をオンエア。14時48分から『とれたてっ!』の第2部をオンエアしている。 「『とれたてっ!』を関東圏などでは2時間放送することできないと言われていますね。というのも、同番組の第1部は関西色が強いから。10月6日には兵庫・姫路のローカルグルメを紹介していたぐらいで、その内容では、関東圏の視聴者には興味を持ってもらえないでしょう。 そうなるとワイドショーが好きな視聴者は1時55分から始まる『ミヤネ屋』や『ゴゴスマ』を見ようとなりますし、そうした視聴者が途中から『とれたてっ!』にチャンネルを合わせようとはならないですよね。何でそんな編成で放送エリアを拡大したの? と問いたくもなってしまいますが……」(前同)