2025年2月に女性2人にわいせつな行為をしたとして、不同意わいせつの罪に問われた元小学校講師の男に対し、徳島地裁は10月8日、執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。 判決を受けたのは、徳島市名東町の元小学校講師の29歳の男です。 起訴状などによりますと、被告の男は2025年2月、面識のない20代女性に対して後ろから抱き着き、下半身をさわるなどした、また別の20代女性にも後ろから抱き着き胸をもんだ上、倒れ込んだ状態でキスをするなどした不同意わいせつの罪に問われています。 8日の判決公判で徳島地裁の細包寛敏裁判官は、「犯行態様は危険かつ卑劣」「動機経緯に酌量の余地は全くない」などと指摘。 一方で「素直に認めて反省している」などとして、男に懲役2年、保護観察付き執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。 県教育委員会によりますと、男は逮捕前に勤務していた小学校を9月25日付で懲戒免職となっています。