[8日 ロイター] – ロシアのプーチン大統領は8日、中央アジアのタジキスタンに到着した。旧ソ連諸国の首脳らと会談し、地域の発展やロシアとの関係について協議する見通しだ。 ロシア大統領府の発表によると、プーチン氏は9日、ロシア・中央アジア首脳会議に参加する。会議にはカザフスタン、キルギス、トルクメニスタン、ウズベキスタンの首脳も出席する。 10日には旧ソ連諸国で構成される独立国家共同体(CIS)首脳会議が行われ、アルメニア、アゼルバイジャン、ベラルーシの首脳も加わる予定だ。 プーチン氏は、ウクライナ侵攻を巡り国際刑事裁判所(ICC)から逮捕状が出されており、海外渡航を制限している。 タジキスタンはICC加盟国だがプーチン氏を拘束しなかった。 プーチン氏は中央アジア諸国との関係強化を目指している。 タジキスタン滞在中に同国のラフモン大統領やアゼルのアリエフ大統領とも会談する予定だ。