教師らのグループが女子児童の盗撮動画を共有したとされる事件で、名古屋地検は千歳市の中学校教師を盗撮未遂などの罪で起訴しました。 性的姿態等撮影未遂などの罪で起訴されたのは、千歳市の中学校教師柘野啓輔被告(41)です。 起訴状などによりますと、柘野被告は去年10月女性のスカートの中をスマートフォンで撮影しようとした罪などに問われています。 柘野被告は当初、16歳未満の少女の性的な動画を盗撮し、教師らが参加するSNSのグループに共有したなどの疑いで逮捕・送検されましたが、名古屋地検は盗撮については未遂に切り替え、共有については不起訴処分としています。 認否や処分の理由は明らかにされていません。 道教委はこの事件を受け、8日全道14の教育局にカメラの探知機を導入すると発表し、懲戒処分に繋がる事案については漏れなく報告するよう各市町村の教育委員会に通達しました。