東京・歌舞伎町のインターネットカジノ店で客に賭博をさせたとして、警視庁保安課は常習賭博の疑いで、インターネットカジノ店「CANDLE」経営者、若月悠太容疑者(33)=練馬区西大泉=と従業員の男女5人を現行犯逮捕した。いずれも容疑を認めている。 同課によると、店は看板を出さず、会員やその紹介、客引きを受けた客のみを入店させていた。店の内外に監視カメラを設置して入り口は常時施錠し、顔と名前を確認してから開錠して身分証確認も行っていたという。 客は換金可能なポイントを店内で現金などで購入し、店内のパソコンでカジノサイトに接続して賭博を行っていた。3~9月にのべ約1万人の客が入店し、店は約3億4千万円を売り上げたとみられる。 逮捕容疑は6日、歌舞伎町のビル内の店で、客に絵柄の組み合わせによって勝敗を争う「ビデオスロット」などの賭博をさせたとしている。客の20~40代の男女7人も単純賭博容疑で現行犯逮捕したが、釈放された。