大麻所持容疑の兵庫県警の警察官2人、秘匿性高いアプリでやりとりか

大麻を所持していたとして兵庫県警の警察官2人が麻薬取締法違反容疑で逮捕された事件で、2人が秘匿性の高い通信アプリで大麻に関するやり取りをしていた疑いがあることが、捜査関係者への取材でわかった。県警は、やりとりの解析などから、2人のうち巡査部長が巡査に大麻を譲り渡していたとみている。 2人は葺合署地域2課の巡査部長、岩城裕貴(42)=兵庫県播磨町南大中2丁目=と、明石署地域1課の巡査、加藤力登(24)=神戸市北区鈴蘭台北町6丁目=の両容疑者。飲食店経営の紺谷研容疑者(43)=神戸市中央区元町通5丁目=も逮捕されている。いずれも「自分で使うために大麻を所持していた」と容疑を認めているという。 捜査関係者によると、岩城容疑者と加藤、紺谷の両容疑者は、秘匿性の高い通信アプリを使ってやりとりし、岩城容疑者が譲り渡す大麻の量や、譲り受けの日時などを決めていたとみられるという。県警は、大麻の入手経路や金銭の流れなどを詳しく調べている。(根本快)

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