名古屋3人死傷事故 前日から夜通し運転か 愛知県警、容疑者を送検

名古屋市中村区で15日朝、横断歩道を歩いていた男女3人が軽乗用車にはねられ死傷した事故で、自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)容疑で現行犯逮捕された鳴海洋容疑者(71)=同市北区杉村1=が、事故前夜から車を運転し続けていたとみられることが捜査関係者への取材で判明した。 愛知県警中村署は17日、容疑を危険運転致死傷に切り替えて送検した。事故当時の健康状態に問題がなかったなどについても詳しく調べる。 捜査関係者によると、付近の防犯カメラの映像などを解析した結果、車は当時、横断歩道につながる左カーブのスロープを時速60キロ以上のスピードで下っていたとみられる。鳴海容疑者は「人にぶつかっていない」と容疑を否認している。【丘絢太】

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