北海道空知管内に住む50代の女性が投資名目として現金1500万円を騙し取られた事件でマレーシア国籍の男と中国国籍の女が逮捕・送検されました。 18日送検された札幌市に住む中国国籍の会社役員、曹海艶容疑者37歳と既に送検された住所不定のマレーシア国籍の会社役員トー・シェン・ボク容疑者は共謀し、2023年2月、空知管内に住む50代の女性の家を訪問し投資名目として現金1500万円をだまし取った疑いが持たれています。 警察によりますと女性は国際証券会社の社員を名乗る者から「お金はスタッフに渡してほしい」と指示を受け、現金を渡してしまったということです。 曹容疑者はトー容疑者の車での送迎や中国語を交えた女性との会話で通訳を担った詐欺幇助の疑いが持たれていて、調べに対し「私は人を騙していない」と容疑を否認しています。 警察は余罪があるとみて調べています。