おととしから今年3月ごろまでの間、登録を受けず貸金業を営み、違法な金利を得ていたとして22日、59歳の男が逮捕されました。 貸金業法違反などの疑いで逮捕されたのは、札幌市東区の会社員で59歳の男です。 男は、おととし1月から今年3月までの間、北海道知事の登録を受けずに貸金業を営み、小樽市や室蘭市、札幌市に住む40代の女性3人に対し、合わせて184万5000円を法律が定める金利の5〜6倍にあたる金利で貸し付けた疑いが持たれています。 男は、合計2万1000円の利息を得ていたということです。 警察によりますと、男は貸し付ける際、本名とは違う「キタガワ」と名乗っていたということです。 去年11月、被害者の関係者から情報提供があり、事件が発覚しました。 警察の調べに対し、59歳の会社員の男は「お金を貸していたことや、違法な利息を取っていたことは間違いありません」と話し、容疑を認めているということです。 警察は、男が犯行に至った経緯や余罪の有無を調べています。