兵庫県警の巡査部長が、現金と引き換えに大麻を元同僚らに手渡していた疑いで、再逮捕されました。 麻薬及び向精神薬取締法違反の疑いで再逮捕されたのは、葺合警察署の巡査部長、岩城裕貴容疑者(42)です。岩城容疑者はことし6月以降、元同僚の巡査らに、現金と引き換えに大麻を手渡した疑いが持たれていて、「間違いありません」と容疑を認めています。警察によると、岩城容疑者は勤務先からおよそ270メートルの路上に停めた車内で、現金4万円で大麻10グラムを手渡すなど、利益を上乗せせずに取引していたということです。警察は、岩城容疑者が営利目的ではなく、巡査の分をまとめて仕入れていたとみて、入手ルートなどを調べています。