東京ドームで3月に開催された米大リーグ、ドジャースの開幕戦のチケットを約31倍の150万円で不正に転売したなどとして、警視庁生活安全特別捜査隊は24日までに、入場券不正転売禁止法違反の疑いで、東京都大田区、無職安田正晴容疑者(57)を逮捕した。開幕戦にはドジャースの大谷翔平選手らが出場していた。 同隊によると、容疑者は昨年1月以降、野球のチケットの転売で計約450万円の利益を得たとみられる。チケットは個人で申し込み、正規に当選していたという。「いつ逮捕されてもおかしくないと思っていたが、稼げるので続けた」と認めている。