金融機関の口座を買い取る犯罪集団に、SNSを通じて譲り受けた口座情報を提供したとして、神奈川県の男が逮捕されました。 犯罪収益移転防止法違反の疑いで逮捕・送検されたのは神奈川県秦野市の会社員、野口貴広容疑者(36)です。 警察によりますと野口容疑者は7月、口座の買取グループに対し、報酬を受け取る約束で、SNSを通じて譲り受けた口座のログイン情報などを提供した疑いが持たれています。 野口容疑者は容疑を認めているということです。 野口容疑者は、口座ブローカー集団の指示役とみられ、先日、愛知県警が一斉摘発した別のブローカー集団にも口座を転売していたとみられています。 警察は犯罪収益をめぐる組織の実態解明を進めています。