警察官装い「詐欺に関与の疑い」 ビデオ電話で偽の手帳や逮捕状見せられ信じ込む 男性が820万円詐欺被害

25日午後、神戸市北区に住む会社員の男性(34)が「警察官を名乗る何者かに現金820万円をだまし取られた」と兵庫県警神戸北署に届け出た。署が詐欺事件として調べている。 署によると、25日午前、警視庁や兵庫県警の警察官を名乗る何者かから男性の携帯電話に「詐欺事件に関与している疑いがある」「口座にあるお金が詐欺で得た金ではないことを確認する必要がある」などと電話があった。 その後、男性は相手とビデオ電話をし、偽の警察手帳や逮捕状を見せられたことで信じ込み、現金約560万円を指定された口座に送金した。さらに、「消費者金融での不正な取引がある」などと言われて消費者金融で260万円を借りて追加で送金したという。 男性は自身の口座残高をインターネット上で確認しようとしたところ口座が凍結されていることに気付き、県警に電話をして被害に気が付いたという。

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