仏・ルーブル美術館の強盗事件 容疑者複数人を逮捕

フランス・パリのルーブル美術館で宝飾品9点が奪われた事件で、容疑者2人が逮捕されました。 パリのルーブル美術館で10月19日、皇帝ナポレオンのコレクションなどの宝飾品9点が奪われた事件で、地元の検察当局は25日夜に複数人を逮捕したと発表しました。 複数のフランスメディアによりますと逮捕された容疑者は2人で、うち1人はパリ近郊のシャルル・ド・ゴール空港で、北アフリカのアルジェリア行きの便に搭乗しようとしていたところ身柄を拘束されました。またもう1人は、パリ近郊のセーヌ・サン・ドニ県で拘束されたということです。 奪われた宝飾品は、発見されていません。 10月19日にルーブル美術館で起きた事件では、4人組の強盗団のうち蛍光色のベストを着用して作業員を装った実行犯2人がクレーン車を使って、2階の窓を割って館内に侵入しました。経済的な価値だけで約156億円の宝飾品9点を奪って逃走しました。 うち1点で、宝石1400個以上があしらわれたナポレオン3世の妻・皇后ウジェニーの冠は、美術館近くの路上で損傷した状態で見つかっています。(ANNニュース)

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