ルーブル美術館窃盗事件 男2人を逮捕…現場に残されたDNAで特定か

フランスのルーブル美術館から宝飾品などが奪われた事件で、捜査当局は複数の容疑者を逮捕しました。地元メディアは、30代の男2人が逮捕されたと報じています。 パリのルーブル美術館で19日に発生した盗難事件では、犯行グループが高所作業車を使って館内に侵入し、総額155億円とされる宝飾品を奪って逃走しました。捜査当局は26日、複数の容疑者を25日夜に逮捕したと明らかにしました。 複数の地元メディアによりますと、逮捕されたのはパリの郊外出身の30代の男2人で、現場に残されたDNAの鑑定により特定されたということです。 男のうち1人は、シャルル・ドゴール空港から北アフリカのアルジェリアに向かう飛行機に搭乗しようとしていた際に身柄を拘束され、もう1人もパリ郊外で逮捕されたということです。 2人は以前にも強盗で逮捕されたことがあり、何者かの指示を受けた犯行の可能性もあるとみられています。 今回の事件の実行犯は4人いるとみられていて、フランスの捜査当局は残る2人の行方を追っています。

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