友人男性に「インフルうつったら困るから一緒に仕事はできない」と断られ激高→一緒にいた46歳男性の太ももを十徳ナイフで突き刺しけがさせたか 56歳塗装業の男逮捕

25日、福岡県福津市で知人の建設作業員の男性(46)の太ももを十徳ナイフで突き刺し、けがをさせたとして56歳の塗装業の男が逮捕されました。 男は当時、インフルエンザに感染したため仕事を休んでいて、被害男性らに「仕事をもらえないか」と頼んだところ、「うつったら困るから頼めない」と断られたため、激高して犯行におよんだとみられています。 傷害の疑いで逮捕されたのは福津市小竹に住む塗装業・加賀谷一繁容疑者(56)です。 加賀谷容疑者は25日午後5時ごろ、自宅前の路上で北九州市八幡東区に住む建設作業員の男性(46)の太ももを十徳ナイフで突き刺し、軽傷を負わせた疑いが持たれています。 翌日、被害者の46歳の男性が警察に被害を届け出て事件が発覚。 警察が関係者への聞き取りなどの裏付け捜査を進めた結果、加賀谷容疑者が事件に関与した疑いが強まったということです。 警察によりますと、加賀谷容疑者は事件当時、インフルエンザに感染したため仕事を休んでいて、同じ現場で働いたことがある友人の男性が被害者の男性と2人で加賀谷容疑者の荷物を届けに来ていました。 このとき、加賀谷容疑者は友人男性に「27日から(仕事で)使ってもらえないか」と頼みましたが、友人男性が「インフルエンザがうつったら困るから一緒に仕事はできない」と断ったところ、加賀谷容疑者はポケットから十徳ナイフを取り出しました。 友人男性は近くに駐車していた車の助手席に乗って逃げようとしましたが、追いかけてきた加賀谷容疑者が運転席のドアを開けて車内にいた被害者の46歳の男性の太ももを十徳ナイフで刺したということです。 取り調べに対し加賀谷容疑者は「記憶にありません。でも、相手がけがをしているなら私がしたかもしれません」などと話しているということです。

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