県民の安全を守るため警察官による犯人逮捕の技術を競う大会が10月31日、高知市で行われました。 両者の激しい攻防が続きます。試合をしているのは現職の警察官。県警が技術向上のために毎年行っている「逮捕術大会」です。 逮捕術とは相手に致命傷を与えずに犯人を逮捕する警察独自の方法で相手を「突く・投げる」といった剣道や柔道の技が使われます。 警察官たちは日頃の練習の成果を発揮し、白熱した試合を繰り広げていました。 大会では警棒の代わりとなる柔らかい「ソフト警棒」が使われ、小手や投げを先に2本決めた方が勝利です。 高知南警察署・平川斗稀巡査 「警察官の働く場として逮捕術は必要だなと思いました。県民の方々が命の危険やけがの恐れがある場合に活用していきたい」