特殊詐欺の口座売買で「国内最大級」とみられるブローカーが摘発された事件で、愛知県警などは5日までに、犯罪収益移転防止法違反容疑で、トップの西川悠輔容疑者(32)ら7人を再逮捕し、埼玉県川越市の男子高校生(18)を新たに逮捕した。 いずれも主要メンバーで、西川容疑者ら6人は容疑を認め、男子高校生ら2人は黙秘している。 8人の逮捕容疑は4~5月、宮城県内の女から買い取った金融機関口座のログインIDなどを特殊詐欺グループに提供したほか、インターネットバンキング口座とひも付いたスマートフォン1台を神戸市内に宛てて発送し、有償で譲渡した疑い。