仙台市内の新築マンション工事現場に作業着姿で侵入し、工具を盗んだとして、内装業の男が窃盗の疑いで逮捕された。警察は余罪もあるとみて調べを進めている。 逮捕されたのは、仙台市宮城野区に住む30代の内装業の男。 警察によると男は、9月上旬、仙台市若林区にあるマンションの新築工事現場から、エアコンプレッサ1台（時価3万円相当）を盗んだ疑いがもたれている。 事件当日は平日で、男は作業員になりすまし、作業着を着て現場に紛れ込み犯行に及んだとみられる。 取り調べに対し男は「お金が欲しくて盗んだ」と容疑を認めている。 警察の調べで、男が過去にも工具や銅線などをリサイクルショップや古物商に売却していたことが判明しており、これらが盗品である可能性もあるとみて関連を捜査している。