N党・齋藤参院議員、立花党首逮捕で自民党との参院統一会派の影響は「何もない」 立花氏の伊東市長選出馬は「分からない」

立花孝志党首が兵庫県警に名誉毀損で逮捕された件に関し、「NHKから国民を守る党」は10日、国会内で臨時会見を開いた。齋藤健一郎参院議員は「党として事実関係を慎重に調査しております。関係各所に、心よりおわび申し上げます」と陳謝。「現時点で分からないこともあるので、改めて報告させていただきます」と述べた。 立花氏は静岡県伊東市長選(来月14日投開票)への出馬会見を10日に開く予定だったが、中止となった。同市長選への立候補について、齋藤氏は「本人とは連絡を取っていない」としたうえで、「いつ戻ってくるのか分からない状況で、出馬するかどうかの答えは出せない。党首のみぞ知る、です」と明かした。 齋藤氏自身は参院で自民党との統一会派「自由民主党・無所属の会」に所属。立花氏の逮捕が会派に影響を与えるかどうかについては「何もありません」と明言。「あくまでも無所属で関わっているので、きょう高市首相もきょう答えられていた通り」と説明した。高市氏は同日の衆院予算委で「自民党は無所属の斉藤氏と統一会派を組んでいる。NHK党と組んでいるということではない」としていた。 また、立花氏は先月にドバイを訪問していたが、齋藤氏は「私も行ったことについて認識はしておりました。今後の政党のあり方を担うためと、張り切ってドバイに行っていた」と説明。一方で「どんな話で何があったかは分からない」とし、今回の逮捕との関連性についても否定した。また、立花氏逮捕でN党関連の家宅捜索はあったのかの問いには「コールセンターには押収品が何個か合ったと思います」と家宅捜索の事実を認めた。

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