ボンネットにしがみつきながら110番…SAでの駐車トラブルが殺人未遂事件に発展 三重県

車の駐車場所をめぐるトラブルが殺人未遂事件に発展しました。被害者は車のボンネットにしがみつきながら110番しました。 警察によりますと現場は三重県伊賀市柘植町の名阪国道上り伊賀サービスエリアの駐車場です。10日午後9時ごろ、「駐車場所について相手と口論になり、相手の車のボンネットにしがみついている」と男性(46)から110番がありました。 駆け付けた警察官が男性(46)から話を聞くと、駐車場所をめぐって男と口論となった後、男が車に乗って走り去ろうとしたため、男性は発進する車の前に立ちふさがりました。 男はボンネットに男性が乗り上げた状態で、駐車場内で車を急発進や急停車、蛇行運転をして振り落そうとしました。 警察が男性から聞き取った話では「しがみついたまま50メートルぐらい走った」ということです。 男性は振り落とされ、右ひじに軽いけがをしました。 男はそのまま走り去りましたが男性が車の特徴を覚えていたため、三重県四日市市内で車と運転していたとみられる男を発見しました。 警察はこの男を殺人未遂の疑いで逮捕しました。 男は東京都小金井市に住む中国籍のタクシー運転手で、容疑について「ボンネットに乗せて走ったが、殺そうとしたわけではない」と否認しています。 警察はトラブルの経緯を調べています。

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