“父親刺殺”で送検の長男 「病院に連れて行こうとされてもめた」と供述

福岡県那珂川市の路上で傷を負った60代の夫婦が見つかり夫が死亡した事件で、逮捕された43歳の長男の身柄が13日、検察庁に送られました。長男は「病院に連れて行こうとされてもめた」と供述しています。 ■平山翼記者 「いま野口容疑者が出てきました しっかりとした足取りでバスに乗り込んでいきます」 13日、殺人と銃刀法違反の疑いで送検されたのは、福岡県那珂川市王塚台の無職・野口直希容疑者(43)です。 野口容疑者は12日午前、自宅近くの路上で、父親の野口三義さん(67)を包丁で刺し殺そうとしたとして、殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されました。 三義さんは病院搬送後に死亡が確認され、警察は容疑を殺人に切り替え送検しました。 60代の母親も背中にケガをしていて、警察は母親の背中のケガについても、野口容疑者が関与したとみて調べています。 その後の警察への取材で野口容疑者が「両親に病院に連れて行こうとされてもめた」と供述していることが分かりました。 路上で倒れていた両親は2人とも靴を履いておらず、警察は自宅でトラブルとなり、外に逃げ出したとみて調べています。

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