盗品は「メルカリ」で転売か 滋賀・草津市元職員万引き初公判

今年9月、滋賀県草津市内のドラッグストアで化粧品などを盗んだとして窃盗罪に問われた元同市職員、山本順子被告(57)の初公判が13日、大津地裁(徳井隆一裁判官)であった。山本被告は起訴内容を「間違いありません」と認めた。 検察側の冒頭陳述などによると、山本被告は9月9日、市内のドラッグストアで化粧品やサプリメントなど計約2万7000円相当を盗んだとしている。盗品の多くはフリーマーケットアプリ「メルカリ」に出品して転売していたという。他に2件の窃盗を追起訴する方針で、転売利益は計約30万円だったと指摘した。 山本被告は5月に京都市内の商業施設で衣料品を盗んで逮捕され、7月に不起訴処分(起訴猶予)となり、8月に停職3カ月の懲戒処分を受けた。草津市は9月の事件で逮捕・起訴されたことを受け、今月6日に懲戒免職とした。【礒野健一】

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