マンチェスター・ユナイテッドMFメイソン・マウントに対して暴言を吐いた19歳の男が逮捕された。 プレミアリーグ第11節で、トッテナムと対戦したマンチェスター・U。試合は後半アディショナルタイムに逆転弾を許す展開となったが、終了間際にマタイス・デ・リフトが劇的な同点弾を奪って2-2で決着。5試合負けなしとしたマンチェスター・Uは、勝ち点を18まで伸ばして7位に浮上している。 しかし、この一戦で72分から途中出場したマウントに対し、スタンドにいた19歳の男が侮辱的な暴言を吐く事件が発生していた模様。『The Athletic』によると、マウント自身はこの暴言に気づいていなかったものの、暴言を聞いたスタッフが警察へと通報し、男は退場させられたようだ。その後、「故意に嫌がらせや不安、苦痛を与えた」容疑で逮捕されたという。すでに保釈済みだが、捜査は継続中だと伝えられている。 またトッテナム側は、『The Athletic』の取材に対して「暴言を吐いた疑いでサポーターが逮捕されたことは認識している」としつつ、警察の捜査への協力とサポーターに対する「可能な限り強力な措置」を取ると述べたようだ。 なおマウントは、2022年にも「チェルシーのレントボーイ」という同性愛嫌悪的な中傷の被害に遭っている。