福島県会津若松市のパチンコ店から多額の現金が盗まれた事件で、不正に得た金の一部をマネーロンダリング(資金洗浄)したとして、会津若松署は20日までに、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益等隠匿)の疑いで、東京都豊島区の会社役員の男(25)=建造物侵入、窃盗の罪で起訴=を再逮捕し、新たに男3人を逮捕した。 新たに逮捕されたのは神奈川県相模原市の会社員(32)、埼玉県蓮田市の会社員(29)、さいたま市の会社員(29)。 会津若松署によると、会社役員の男らが8月12日にパチンコ店で盗んだ現金2668万円の一部について、同14日から18日までの間、東京都豊島区で、会社役員の男が新たに逮捕された3人にそれぞれ現金を手渡し、会社役員の男が経営する法人名義の口座に計約1400万円を振込入金させ、架空の請求書を作成するなどし、犯罪収益を正当な事業収入にように装った疑い。