「不倫問題の示談金300万円が必要」息子になりすまし80代女性から300万円だまし取った疑い…三重の会社役員の男を逮捕、特殊詐欺のリクルーター役か

島根県警組織犯罪対策課と松江警察署は20日、松江市内に住む女性(80代)が現金を騙し取られた特殊詐欺事件に関わった疑いで、三重県に住む男を逮捕しました。 詐欺容疑で逮捕されたのは、三重県名張市新町に住む会社役員の男(33)です。 男は、三重県伊賀市依那具の自営業の男(31)や氏名不詳者らと共謀し、息子になりすまして松江市内の女性に電話をし、「不倫問題の示談金300万円が必要」などと嘘を言って、現金300万円を騙し取った疑いが持たれています。 女性は息子になりすました電話に指示され先月20日、出雲市斐川町地内で自営業の男に現金を渡していました。 その後、女性が警察に届け出たことで自営業の男は先月22日に逮捕され、いわゆる受け子と見られています。 そしてその供述などから会社役員の男が浮かび、所要の捜査の末、警察が逮捕しました。 犯行グループの中で会社役員の男は実行役を探すリクルーター役だったと見られていますが、調べに対し「身に覚えがありません」と容疑を否認しているということです。 警察が犯行グループの全容解明に向け捜査を進めています。

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