高知・土佐清水市長辞職へ 官製談合などの疑いで逮捕

高知県土佐清水市は25日、市発注工事の入札で最低制限価格を漏らしたとして、官製談合防止法違反などの疑いで逮捕された市長の程岡庸容疑者(66)が、市に辞職の意向を申し出たと発表した。辞職願は28日付で提出、12月1日の議会で審議される見込み。 市によると、辞職の理由について程岡容疑者は「市政の混乱を長引かせないため」と弁護人に話しているという。早川聡副市長は「市民の信頼を回復できるよう全力で取り組む」とのコメントを出した。 工事を巡っては、今年5月に「宿泊型多文化共生コミュニティ施設」電気設備改修工事の入札が実施され、同県四万十市の業者が落札した。

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