ストーカー規制法に基づく禁止命令を受けているにもかかわらず、被害女性の住居付近をうろついたとして、札幌市白石区に住む無職の男(18)がストーカー規制法違反の疑いで逮捕されました。 男は11月25日、禁止命令に違反して札幌市西区に住む知人の20代女性の住居付近をうろついた疑いが持たれています。 警察が11月28日、「緊急確認」と呼ばれる定期的な呼び出しで、男から話を聞いた際、スマートフォンの中身を任意で確認したところ、被害女性の自宅付近をうろつく様子を撮影した動画が見つかり、事件が発覚しました。 動画は11月25日に撮影されていたということです。 調べに対し男は「女性の住居付近に行ったことは事実だが、女性に接触しようとしたわけではないです」などと、容疑を一部否認しています。 男と女性はもともと知人関係でしたが、女性は今年6月と8月、10月の3回にわたって、男からつきまといなどの被害を受けていると警察に相談していました。 警察は女性の相談を受け、男に女性との接触などを禁止する命令を出していました。 警察は男からさらに詳しく事情を聴いています。