住宅の敷地内でナイフを所持していた中国籍の男が銃刀法違反の現行犯で逮捕されました。 逮捕されたのは、中国籍で、自称札幌市白石区に住む44歳の無職の男です。 警察によりますと、男は12月1日午後11時30分ごろ、札幌市豊平区美園の住宅の敷地内で、刃渡り6センチを超えるナイフ1本を所持していたとして現行犯逮捕されました。 男を目撃した人が、「車に乗っていたら(エアコンの)室外機の上にいる男からじろじろ見られた。勝手に敷地内にいる」などと110番通報。 駆け付けた警察官が男に事情聴取したところ、ポケットから刃渡り6センチを超えるナイフが見つかったため、その場で逮捕しました。 ナイフは包丁のような形状をしていたということです。 調べに対し男は「自分の身を守るために持っていた。包丁を持ち歩いてはいけないという法律が日本にあるとは知らなかった」と容疑を一部否認しています。 警察は、男が住宅敷地内に侵入した経緯やナイフを所持していた目的について詳しく調べています。