コカイン55グラムをブラジルから密輸か 容疑で精神科医を逮捕、末端価格112万円相当

ブラジルからコカイン約55グラム(末端価格約112万円相当)を密輸したなどとして、厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部などは2日、麻薬取締法違反(輸入・所持)などの疑いで、医師の増田章被告(44)=同法違反罪などで起訴=を逮捕したと発表した。認否を明らかにしていない。 逮捕容疑は1~2月、何者かと共謀し、コカインを含む粉末約55グラムを隠した荷物をブラジルから川崎市にある増田被告の関係先宛に発送して羽田空港に到着させて密輸したほか、10月に川崎市内の関係先でもコカインを含む粉末約3グラム(末端価格約7万5千円相当)などを所持したとしている。10~11月に逮捕・起訴された。 麻薬取締部によると、税関職員の検査で密輸が発覚。10月に増田被告の関係先を捜索し、合成麻薬MDMA約32グラム(約54万円相当)なども押収した。入手経路や密輸に関与した人物についても調べている。 増田被告は横浜市で精神科のクリニックを開業していた。自分で使用するためにブラジルから密輸したとみられる。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする