「部屋につけておいて」偽名でホテル宿泊、9万円分無銭飲食して工芸品騙し取った疑い 男(49)逮捕

ホテルに偽名で宿泊し、およそ9万円分を無銭飲食した上、店の工芸品を騙し取ったとして、自称・人材派遣業の男が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、鹿児島市永吉1丁目の自称・人材派遣業の男(49)です。 鹿児島中央警察署によりますと、男はおととし1月中旬、鹿児島市の企業が経営するホテルに偽名で宿泊し、ホテルの飲食店でボトルシャンパンやチョコレートの盛り合わせなど28品あわせておよそ9万円分を無銭飲食した上、ホテルの工芸品店で工芸品2点あわせて6万円分を騙し取った疑いがもたれています。 男は飲食店と工芸品店でそれぞれルームキーを示して「部屋につけておいてください」などと、チェックアウト時に清算するかのようなうそを言い、チェックアウトの手続きをせずにホテルを出たということです。ホテルの宿泊代は、予約時に事前決済していたということです。 ホテルの運営会社と店が警察に被害を届け出て、警察が防犯カメラの映像などの確認を進め、別の事件で勾留中の男を2日、逮捕しました。 警察の取り調べに対し、男は容疑を否認し、「弁護士と相談して話すか話さないかを決めたい」と供述しているということです。

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