出家で改名、2枚目の運転免許を不正取得容疑 レクサス盗にも関与か

運転免許証を持っている事実を隠し、改名のうえ原付き免許を取ったとして、福岡県警は、みやま市の自称宝石販売業の男を道路交通法違反(不正取得)容疑で逮捕したと3日発表した。県警は認否を明らかにしていない。 組織犯罪捜査課によると、男は昨年2月、修行経験がないのに福岡県内の寺から「得度証明」を得て出家を装い、裁判所に申し立てて改名。同6月、すでに福岡県公安委員会から普通自動車免許を得ているのに、それを隠して佐賀県公安委員会から原付き免許の交付を受けた疑いがある。 名前の異なる2枚の免許証を意図的に取得したことになり、何らかの悪用を企てたと同課はみている。 県警は男について、盗難に遭った高級車「レクサス」に今年9月、別の車のナンバープレートを取り付けたとして、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益等隠匿)容疑でも逮捕した。(小勝周)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする