相次いだ一連の強盗事件「指示役」逮捕 “闇バイト”で応募の実行役は報酬もらえず「使い捨て」 裁判で見えた「闇バイト」のリアル

2024年関東で相次いだ一連の強盗事件で、1都3県の警察の合同捜査本部は指示役とみられる男4人を逮捕しました。 一連の強盗事件では実行役ら51人がすでに逮捕されていますが、その多くが「闇バイト」に安易に応募したことで、犯罪に手を染めていった実態が裁判の記録などから見えてきます。 1都3県の合同捜査本部は、関東で相次いだ一連の強盗事件のうち、千葉県市川市の強盗致傷事件について、指示役とみられる男4人を逮捕したと明らかにしました。 今回の一連の強盗事件の特徴は、SNS上にある「闇バイト」などの書き込みに応募した実行役らが指示役からの指示を受けて強盗事件などを起こしていることです。 「闇バイト」に応募した実行役は集合場所を指示されると、同じように集められた名前も知らない共犯者とともに、現場に向かい犯行に及んだとみられています。 また、実行役のほとんどが、「闇バイト」の報酬を得ることはないまま、事件後すぐに警察の捜査によって逮捕されていました。 実行役の1人は裁判の中で、安易に手を染めていった経緯や、現場での指示役からの命令について話しました。

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