香港の立法会選挙の投票率31.9%で低調 マンション火災めぐる当局への不満など背景か 投票しないよう扇動疑いで逮捕者も

香港当局はきのう行われた香港の議会にあたる立法会の選挙の投票率が31.9%だったと発表しました。過去最低を記録した前回は上回ったものの低調でした。 香港の選挙管理委員会は、きのう午後11時半に締め切られた立法会選挙の投票について投票率が31.9%だったと発表しました。 投票時間は2時間延ばされ、過去最低の30.2%だった前回の選挙は上回ったものの、低調でした。 先月発生したマンション火災をめぐる当局への不満や、"愛国者"の認定を受けた人しか出馬できない選挙制度などを背景に市民の投票意欲が低かったとみられます。 一方、香港メディアによりますときのう、SNS上で投票しないよう扇動した疑いで4人の男性が逮捕されました。 今回の選挙では同様の疑いであわせて11人が逮捕されています。

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