昏酔強盗未遂などの疑いで2度逮捕されていた18歳の男が、女子高校生から現金6万円余りを奪ったとして再逮捕されました。 昏酔強盗の疑いで再逮捕されたのは、福岡県大野城市の無職の18歳の男です。 男は、ことし10月、大野城市の河川敷で、16歳の女子高校生に睡眠改善薬などの錠剤十数錠を飲ませてこん睡状態にした上、財布の中の現金6万3000円やスマートフォンなどを奪った疑いです。 女子高校生は一時意識を失いましたが、もうろうとしながら歩いているところを警察に保護されました。 女子高校生はSNS上で男からのメッセージを受け、現場に来ていたということです。 警察の調べに対し、男は現金を盗んだことは認める一方、「こん睡させて盗もうとしたわけではありません」と話し、容疑を否認しています。 男はSNSで、別の女性に「一緒に死にましょう」などとメッセージを送り、金品を奪おうとしたとして、これまで2度逮捕されていました。