息子を装ったニセ電話詐欺 80代の男性から現金100万円をだまし取る 埼玉の男(33)を逮捕

今月12日、長崎市内で法律事務所の職員をかたり80代の男性から現金をだまし取ったとして、無職の男が詐欺の容疑で逮捕されました。 逮捕されたのは埼玉県白岡市に住む無職の男(33)です。 警察によりますと、今月10日から12日にかけて、男は仲間の男と共謀して、長崎市に住む80代男性の自宅の固定電話に電話をかけました。 仲間の男は息子をかたり「株取引で税金を滞納して口座を凍結された」「弁護士事務所に金を払わないといけない」などとうそをつき、男性にあわせて100万円の支払いを要求しました。 その後の電話で、仲間の男は、男性に「法律事務所の人が受け取りに行くので渡してほしい」と話し、今月12日、法律事務所のヤマモトを名乗る男が男性の自宅へ受け取りに行き、現金100万円をだまし取りました。 見回り中の警察官が男性の自宅近くを巡回していたところ、男が警察に気づいて、小走りで立ち去ろうとしたことから職務質問を実施。 男の所持品から現金の入った封筒を発見したことなどから、犯行が発覚し、12日、男を詐欺の容疑で逮捕しました。 男の認否について、警察は捜査に支障があるとして、明らかにしていません。 警察では組織的なニセ電話詐欺事件として捜査しています。

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