「自称・一夫多妻」の男とその妻ら3人逮捕…20代女性との性交動画を盗撮し動画サイトに投稿したか 警視庁

SNSで知り合った女性と性交する様子を盗撮し動画サイトに投稿したとして、「一夫多妻」を自称する男とその妻ら3人が警視庁に逮捕されました。 撮影処罰法違反などの疑いで逮捕されたのは、住居・職業不詳の小野洋平容疑者(39)と、いずれも住居不定・職業不詳の妻・晴香容疑者(28)、元内縁の妻で養子の凜容疑者(23)の3人です。 警視庁によりますと、洋平容疑者は2人の関係について「一夫多妻」と説明し、数年前から「将来的に4人の妻をもって子どもを作る」などと供述しているということです。 去年7月、3人は共謀し、東京都新宿区のホテルで、SNSで知り合った20代の女性と洋平容疑者が性交する様子を盗撮し、アダルト動画サイトに投稿して不特定多数の人が閲覧できるよう公開した疑いが持たれています。 警視庁によりますと、3人は事前にホテル室内の天井に火災報知器型のカメラを設置して盗撮。性交後に晴香容疑者と凜容疑者が部屋に乗り込み、「うちの旦那に何やっているんだ」などと女性に慰謝料を要求していたということです。 3人は2年以上にわたり、同様の手口で犯行を繰り返していたとみられています。 洋平容疑者は今年10月上旬からおよそ2か月間、新宿区百人町のマンションの一室で、SNSで知り合った10代の女性を監禁したとして警視庁に逮捕されていました。 洋平容疑者はこの女性と複数回会った後、「逃げたら殺す」などと脅して監禁していたということですが、11月下旬、女性が隙をみて大阪府内の警察署に駆け込み、監禁事件が発覚しました。 監禁の現場からは、スマートフォン37台やノートパソコン3台、監禁の際に使用したとみられる首輪や手錠などが押収され、スマートフォンなどには100人以上の別の女性の性的な動画が860本以上残されていたということです。 取り調べに対して、洋平容疑者は容疑を認め、晴香容疑者と凜容疑者は黙秘しているということで、警視庁が余罪についても詳しく調べています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする