7月、札幌すすきのにあるシーシャ(水タバコ)を吸うバーで、客の20代女性に性的暴行を加えたとして、このバーの経営者の男が逮捕されました。 不同意性交の疑いで逮捕されたのは、札幌市豊平区に住む会社役員、秋元謙光容疑者25歳です。 秋元容疑者は7月30日午前3時ごろから午前11時半ごろまでの間、札幌市中央区南6条西4丁目で自分が経営するシーシャバーで、客の20代女性に無理やり性交などをした疑いが持たれています。 女性にけがはありません。 被害にあった女性が、その日の夕方、警察の性犯罪被害の相談電話に「飲食店のオーナーからわいせつなことをされた」と相談して事件が発覚しました。 警察は、女性から事情を聴くなど裏付け捜査を進め、容疑が固まったとして12月16日、秋元容疑者を逮捕しました。 取り調べに対し、秋元容疑者は「性交は認めますが同意の上です」と容疑を否認しています。 警察によりますと、被害にあった女性がシーシャバーに来店したのはこの日が初めてで、秋元容疑者と面識はなかったということです。 女性は知人とシーシャバーを訪れましたが、事件当時は、店内の個室で秋元容疑者と2人きりの状況だったということです。 警察が、当時の詳しい状況や余罪がないか詳しく調べています。