「児童に気が付かなかった」と運転手 小学5年男児がトラックにひかれ死亡 板橋区

東京・板橋区の横断歩道で小学5年生の男の子が走行してきたトラックにひかれ、死亡しました。現行犯逮捕された運転手は「進路の遠方を見ていて児童に気が付かなかった」と話しているということです。 16日午後3時半すぎ、板橋区志村の信号機のない横断歩道で、1人で歩いていた小学5年生の松原千明さん(10)が走行してきたトラックにひかれました。 松原さんは心肺停止の状態で病院に搬送されましたが、16日午後5時半ごろに死亡が確認されました。 警視庁によりますと、トラックは松原さんをひいた後、上に乗り上げたということです。 警視庁は運送業の横山浩二容疑者(65)を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。 横山容疑者は仕事で週に2、3回この道を通っていて、板橋区内の倉庫に小学校の教材を積むために向かっていました。 横山容疑者は「進路の遠方を見ていて児童に気が付かなかった」と容疑を認めています。 警視庁は今後、容疑を過失運転致死に切り替えて事故の状況や原因を詳しく調べるということです。

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