「香港型」VS「中国型」香港大火災でボランティアを次々に“制圧”…市民の力を警戒する中国共産党

香港北部の大埔(Taipo)地区にある公営住宅「宏福苑(Wang Fuk Court)で2025年11月26日に起きた火災は少なくとも160人(12月9日現在)が死亡するという香港史上、最悪の火災の1つとなった。その中で、今の香港の現状を物語る象徴的な出来事は、民間ボランティアが政府からの圧力を受けて活動が難しくなったことだ。 香港政府や中国当局が香港市民の動きが反政府的にならないかを警戒しているためだ。それは「人を助けたい」という香港人の自然な感情と「反政府的の動きは必ず抑える」という中国的な動きのせめぎ合いだった。

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