ことし9月、三重県いなべ市の住宅で、男性(82)とその長男(53)が死亡しているのが見つかった事件で、長男を殺害した疑いで書類送検された男性について、検察庁は19日、被疑者死亡により不起訴としました。 この事件はことし9月、三重県いなべ市の住宅で、男性(82)とその長男(53)が死亡しているのが見つかり、男性の妻(79)が長男の首を絞めて殺害した疑いで逮捕されたものです。 警察の取り調べで、妻は「主人から言われたので手伝った」と供述していて、捜査の結果、警察は12月12日に死亡した男性(82)を、妻と共謀し長男を殺害した疑いで書類送検していました。 これに対し、津地方検察庁四日市支部は19日、82歳の男性を被疑者死亡により、不起訴処分を決めたものです。